2004年9月24日金曜日

秋の夜長に

本丸広場では菊のステージの準備中(2004,09,23)

 陽の暮れるのが眼に見えて早くなってきた秋の夜長、無性に聴きたくなったのがモーツァルト・ピアノ協奏曲の10~19番あたり。ウィーンのサロンで花形だったモーツァルトの意気軒昂とした様子が伝わってくるような、これらの曲が何とも耳に心地よい。

 ちなみに最近好んで聴いているのは内田光子がジェフリー・テイトと組んだ全集版。しかしまあ買ってから十数年以上がたちジャケットは色褪せ始めているというのに音だけは買った時のまんまで楽しめるというのがデジタルの素晴らしいところ。アナログのレコードじゃとてもこんな風にはいかなかったもの。

 ちなみにデジタルと言えばソニーが自社のHDDウォークマンでMP3を公式にサポートすることなったらしい。ま、ややこしいだけのATRACじゃ余程のソニー好き以外は見向きもしないだろうから当然と言えば当然、つか今さら遅いよね。