2004年9月10日金曜日

功名が辻


 司馬遼太郎・功名が辻を読了。先日読み直していた太閤記と重なる部分が多いだけにサラリと頭に入ってくるからとっても快感だ。この勢いで関ヶ原、城塞、そして覇王の家と読んでみることにしよう。去年の秋、突然司馬遼太郎に目ざめてこの一年で100冊以上は読んだけれど、この方の場合、読んでも読んでも終わらない。まさにそんな感じ(笑)

 この時期の司馬遼太郎の歴史小説は比較的気楽に読める物が多いから、この作品あたりは大河ドラマの原作にはピッタリなんじゃないだろうか。主人公、山内一豊の妻・千代のキャラからしてホームドラマぽく作れそうだし、信長・秀吉・家康と人気キャストが勢揃いしてるのが如何にもドラマ向き。大コケするのが目に見えている坂の上の雲なんかに手を出すくらいなら、このあたりの作品で地道なドラマ作りを目指した方がいいんじゃないのか?> NHK ・・・と思いながら念のため検索かけてみたところ、2006年の大河ドラマとなることが先日発表されていました。ははは (^^ゞ

・御堂筋のイチョウ並木にも銀杏の青い実がチラホラと(2004,09,04)