2005年6月14日火曜日

ザッツ・エンタテインメント(2)

週末は実家で母親の七回忌。昨日は夕方、取りあえずの片付けだけを済ませて帰ってきたが、大した事もしてないくせに家に帰るなりバタリ&グー(汗) しかし、母が亡くなってから、はや丸六年。歳ばかり重ねる割には成長のない自らを改めて実感するも、取りあえずは目の前の事を一生懸命に続けていく以外なし。

 そう言う訳で今朝は三時半に目が覚め、録画しておいた「サッツ・エンタテインメント」を見ているけれど、フレッド・アステアとジーン・ケリーあたりのステップは今見ても奇跡的、つか、CG駆使した映像を見ても近頃では何ら驚きもないけど、この鍛え抜かれた「技」は正に芸術の領域だ。

 雨に唄えば、パリのアメリカ人、オズの魔法使い、若草の頃、イースターパレード・・・、とMGMのミュージカルにはまっていた頃、「中身がない」と小バカにされた事もあったけど、やはり、これは高尚な「バカ騒ぎ」と言うべきだろう。とにかく、ここで見られる人&物両面での無尽蔵ぶりは"よき時代のアメリカ"。もっとも、そのあたりの本質は、今も変わってないのかもね。

・写真:大阪城・西の丸庭園(2005,06,05)*クリックで拡大