2007年3月2日金曜日

2007年・東大寺お水取り(お松明)

今夕は早めに仕事を切り上げて東大寺・修二会のお松明を見物に。3/1から14日までの修二会期間中は毎晩開催されるこのお松明だけど、この種のイベント(と言っていいのか?)の常として開始直後の数日は人も少なくてかなり快適に見られちゃうのだ。果たして二月堂に到着したのは午後6時過ぎだったけど、回廊下の芝生、それもかなり良いロケーションで見物することができた。当然の事ながら、終了が近づくにつれて人の数はうなぎ登りに増えていくので、お出かけを予定されている方は是非ともお早めに。

 ちなみにお松明に関して述べておくと、お水取りの行法が行われる3/12の籠松明は確かに通常より一本多いし(11本)、また松明自体も一回り大きいのだが、とにかくこの日ばかりは数万の人が集中するため一般の見物者は基本的にお松明一本ごとに強制移動になってしまうし、下手すると何も見られませんでしたなんて事もザラなので、やはり避けた方が賢明。

あと、一度見ておく事をお薦めしたいのは14日(最終日)の「尻つけ松明」。この日は10本の松明が揃って二月堂の回廊に登場し、一斉に火の粉のナイアガ
ラを演ずる事で修二会のフィナーレを飾るのだが、これがなかなかのド迫力!ただ、この日は通常よりも30分早い6時30分開始となるし、当然ながら
あっという間に終わってしまうのでくれぐれもご注意を。(*写真は昨年、ムービーどうぞ)

 しかし、お松明だけではなく一度、二月堂の堂内で行われる業法を見学してみたいのだが、どういう方法をとればいいのだろう?今日も堂内へは緑のリボンをつけた人だけが入れていたようだけど、う~む、東大寺友の会あたりに入ればどうにかなるんでしょうか? >ご存じの方

 
*東大寺・二月堂にて(2007,03,02) *クリックで拡大