2007年4月9日月曜日

松田聖子・女性の時代の物語

録画しておいたNHKスペシャル「松田聖子・女性の時代の物語」を見たのだが、やはり予想通りつまんなかった。そもそも聖子をあの時代の女性の象徴として取り上げるのには無理がありすぎるし、何と言っても番組内で紹介されていた数名の女性ファンがあまり幸せそうに感じられなかったのが致命的。やっぱ、それではあかんでしょ?

 しかし、松田聖子というのは不思議な人で、普通同じ事を続けていればある種の含蓄というか、積み重ねてきたものが多少なりとも雰囲気として感じられるようになるものなんだが、彼女の場合、その種の物を微塵も感じさせてくれないのは立派と言えば立派なところだ。しかも大石静のよいしょインタビューを聞いていると、この人って結局、アイドル時代以降変わったところと言えば化粧の濃さとステージ衣装が輪をかけて趣味悪くなってることくらいしかないんじゃないかとさえ思えてしまって、同世代、しかも聖子と誕生日が8日しか違わない自分としてはただ、ひたすらに恥ずかしい(?)。なんだかんだと言いながら、昔は普通に好きだっただけに残念です(^_^;)

・大阪城本丸の桜(2007,04,08) *クリックで拡大