2009年9月6日日曜日

薩摩・蒸気屋の『かすたどん』

梅田の百貨店に買い物に行ったついでに紳士服売り場をのぞいてみたのだが改めてスーツやワイシャツが安くなっていることを実感してしまう。特にちょっとしたブランドものは下手するとバブルの頃の半値以下まで値段が下がっているんじゃないだろうか。

 流通、加工の課程での無駄を徹底的にはぶいた結果だろうし買う側からすれば本当にありがたい事なのだが、でも、かっては批判のヤリ玉にあげられる事の多かった日本社会の無駄の構造が実は多くの人にメシを食わせていたという面も持っていたんだなあと近頃感じることが多い。

 別に昔の方が良かったなんて言うつもりはサラサラないにせよ、何か社会全体から加速度的に余裕がなくなってる気がして近頃はきついと感じる事ばっかりっす。

 会社の同僚がWEBでまとめ買いをしているのを見てよせてもらった薩摩・蒸気屋の『かすたどん』、こいつは久々の大当たりだった。癖のないカスタードクリームの上品さという点においては、ひょっとするとあの仙台銘菓『萩の月』を上回っているのではあるまいかと思うほどにおいしい。ちなみに今の時期は冷凍庫で凍らせて食べてもすこぶる美味。近いうちにまた頼むことにしよう。

・そろそろ咲き納め~大阪城公園の夾竹桃(2009,09,06)